質より量。量より質。どちらが本当ですか?
「質と量、どちらが大切ですか?」
勉強の話をすると、
よく出てくる質問です。
できるだけ効率よく勉強したい。
できるだけ短い時間で、成績を上げたい。
もちろん、
それは大切なことです。
でも私は、
最初から「質」を求めることには、
少し違和感があります。
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私は、
まずは量
だと考えています。
なぜなら、
量をこなさなければ、
何が正しいのかも、
何が間違っているのかも、
わからないからです。
英単語を覚える。問題を解く。
間違える。もう一度やる。また間違える。
そうやって、
たくさん勉強していく中で、
「この覚え方は、自分に合っている。」
「このやり方は、あまり効率がよくない。」
ということが、
少しずつ見えてきます。
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最初から、
「一番効率のいい勉強法は何ですか?」
と聞いても、
本当の答えはわかりません。
まだ、何もやっていないからです。
たくさん問題を解いたからこそ、
「この問題は、この解き方のほうが速い。」とわかる。
たくさん英単語を覚えたからこそ、
「自分は、こうやって覚えたほうが残る。」とわかる。
たくさん勉強したからこそ、
「これは、やってもあまり意味がなかった。」と気づく。
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一見、
無駄に見える時間もあります。
でも、
その時間があったからこそ、
「この方法は、自分には合わない。」
とわかったのかもしれません。
そこから、
別の方法を試してみる。
その繰り返しの中で、
自分に合う方法が見えてきます。
だから、
一見無駄に見えたその時間こそが、
自分に合う方法を見つけるための、
貴重な経験になるのです。
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スポーツを考えると、
もっとわかりやすいと思います。
トップアスリートで、
「練習量は少ないけれど、
質の高い練習だけをしています。」
という人が、
本当にいるでしょうか。
もちろん、
ただ量をこなせばいいわけではありません。
間違った練習を、
何千回繰り返しても、
上手くなるとは限りません。
だからこそ、
量をこなす。その中で、間違いに気づく。
やり方を変える。また量をこなす。
その繰り返しの中で、
練習の質が高くなっていきます。
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勉強も同じです。
最初から、
効率ばかりを求める。
できるだけ楽な方法を探す。
できるだけ少ない時間で、
結果を出そうとする。
それでは、
なかなか力はつきません。
まず、やってみる。
たくさんやってみる。
その中で、自分に合う方法を見つける。
そして、必要のないものを削っていく。
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だから私は、
「質と量、どちらが大切ですか?」
と聞かれたら、
まずは、
「量です。」
と答えます。
量をこなした人間だけが、
何が必要なのかを知ることができる。
何が必要ではないのかも、
知ることができる。
そして、
自分に合う方法が見えてくる。
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質とは、
最初から与えられるものではありません。
量をこなし、
失敗し、
考え、
また試す。
その先に、
少しずつ見えてくるものです。
だから私は、
「質とは、量をこなした人間だけが見えるもの。」
だと考えています。
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