バランスの良い学習とは何ですか?
こんにちは。塾長の林田です。
ここ最近、「HPをはじめ、SNSを使った生徒勧誘のためのお手伝いをします!」のお電話がひっきりなしです。
数年前に知識ゼロの状態でこのHPを作ってから間もなく、そのようなお電話を頂いた会社の方とお話をしたことがありました。
が!それ以来、営業のお電話をくださる方には大変申し訳ありませんが、胡散臭さMAXにしか聞こえません。
なので、ウチの教室に使う時間がもったいないので、他の学習塾様に時間を使っていただければと思います。
さて、本日のお話は。。。
中1から5教科のバランスを気にする必要がありますか?
これは賛否両論だと思いますが、現場指導歴20年以上の私が、きわめて個人的な考えをつづりたいと思います。
中1から5教科の学習をすることは、ほとんど不可能に近いと思います。
もし、それが可能な場合があるとすれば、小学生のころから先取りしている中学受験組。
あるいは、中学入学と同時に恐ろしいほど鍛えられたトップレベル層だけではないでしょうか。
もしくは、生まれ持ったものがハイスペックな中学生か。
都会の難関中高一貫校に比べ、地方の中でも比較的にのんびりとした空気の一般的な中学生は、
普段の家庭学習で5教科をすることをまず考えられない。
理由は簡単です。
「ほとんどの中学生が部活動に参加し、学校の宿題をして、スマホで時間をつぶして、寝る。」
のサイクルでしょうから、5教科どころか学校の宿題以外をすることさえできないのではと思ってしまいます。
そこで、実際に教室に通っている生徒たちに質問をしてみました。
「毎日、均等に5教科の家庭学習をしたらどんな感じになると思う?」と。
「英語・数学の2教科は、今みたいな点数が取れないと思います。」と即答。
ウチの教室に通う生徒たちは、英数の勉強が基本だと散々言われているので、わかっていますね~笑
基本的に、林田塾生は英語・数学を武器としています。
林田塾では、中2の終わりまで普段の家庭学習を含めて、英語・数学の2教科に全振りしています。
しかし、全く他教科をしないわけでなく、定期テスト2週間前からするようにという戦略です。
中1から5教科を始めようが、中3の夏から他教科を始めようが、入試前には大差ないのが現実です。
英語・数学にかける時間が少なくなるほうが、入試になって響いてくるのが明白なのです。
ということで、時間配分や学習内容の量を考えると、
5教科バランスよく勉強する、バランスを気にする必要は、あり得ないのです。