今の時期にその学習量、その学習内容で十分ですか?
またもやブログの期間が開いてしまいました。すみません(汗)
2学期も後半に入り、各中学校では連日の三者面談。
中3年生にとってはドキドキな時間だと思いますが、保護者にとっては心配だらけの時間ですね。
さて、問題は三者面談後の取り組みです。
多くの中3年生は私立高校の特別入試を受験すると思いますが
受験対策は万全でしょうか?
よくわからない場合は?
私は高校生が2人、中学生が1人の保護者ですので、三者面談の内容はよくわかっていますが
「志望校の合格ラインに実力テストの合計点が届いているのかどうか」
が大きな判断材料となります。
「合格ラインに届いていなければどの教科を伸ばす必要があるのか」をアドバイスされます。
しかし、実力テストと内申点で志望校に届かない場合は、変更を進められることもあります。
また、特別入試やこれまでの推薦入試が廃止となり、前期選抜・後期選抜など、
入試方法が変更されて日が浅いので、保護者の方はよくわからない場合もあります。
その場合は三者面談で担任の先生や進路指導の先生にしっかりと尋ねるとよいと思います。
もちろん、多くの学習塾の先生方は入試のプロなので通われている学習塾に聞いてもかまいません。
私の教室の場合は、生徒の性格や目標、高校生になってこんなことをしたいなど
普段いろいろな話を聞いているので、本人に合うような高校を進めています。
私立高校入試まで2か月
では、三者面談後から入試までのこの期間では具体的に何に取り組むのか。
それは、「過去問を解く」ことに尽きると思います。
普段通りに学校の宿題や課題をするのもいいですが、それだけではおそらく失敗するでしょう。
なぜなら、学校の実力テスト以上のレベルが入試本番では出題されるからです。
過去問を解くことで高校側がどのレベルを求めているのか、
今の自分に何が不足しているのか、どんな問題が出されるのかを経験することができます。
そして、解けなかったり理解できなかった部分をひたすら練習し、その考え方を身につけていく。
過去問を解く意味は、決して「過去問で〇〇点取れた」だけではありません。
生徒たちの経験値を増やすために・・・
私の教室は、毎年11月から過去問に取り組みます。なので、今現在、過去問演習の真っ只中です。
11月の前半は、学校内容と並行して過去問を解きますが、中旬からは完全に過去問のみになります。
例年、過去10年分は必ず解き、「この高校はこういう考え方を、こういう生徒を求めているんだよ」
と問題を通して生徒たちに伝えています。
毎日の家庭学習とは比べようもない学習量になりますが、
過去問で着々と力をつけ解けるようになれば、
生徒たちは揺るぎない自信を手に入れることができます。
私の教室では、過去問という経験値を生徒たちの自信に変える2か月間になります。