共通テスト英語Rは難しかったですか?
こんにちは。塾長の林田です。
共通テストが終わり、国公立大学の出願状況が大手予備校等で掲載されています。
受験生のみなさんにとっては倍率が気になるところですが
1番大切なことは、体調管理と充分な対策をすることです。
残り1ヶ月あまり、全力で志望校の合格を勝ち取りに行ってください
さて、国公立2次試験の前に今年の英語Rはどうでしたか?
試験が終わり、約40日の期間を経て受験生たちは
志望大学へと個別試験を受けに行くのですが
ここでは、共通テスト英語Rの対策として
個人的な戦略をつづりたいと思います。
共通テスト英語Rのための学習とは
『80分で約6500語を読み解く』
これがどの程度の量なのか、お分かりになりますか?
私たち、保護者世代が経験したセンター試験時代の英語では、約2800~3500語でした。
例えば、2003年の英語では3115語
これは20年間で2倍以上の語数になっています。
まず初めに語数の変化から触れましたが
大学入試センターが共通テストを通して伝えていることとは
『多くの文章の中から、素早く解答を見つけなさい』
『選択肢の文章は、本文中の表現と同じようには書かれていませんよ』
おおざっぱに言えば、こんな感じでしょうか。
簡単に言うと、現在の共通テスト英語Rは長文読解ゲームです。
仮に試験時間が120分だとしたら、英語が得意な高2生でもおそらく充分に戦えると思います。
1文の難易度は、思ったほど高くないのが現状です。
しかし、とにかく文章量が多すぎます。
えげつない文章量の中から、解答の根拠を探すのに受験生は苦しんでいるのです。
短い時間での長文読解には高度なスキミング・スキャニングを必要とします。
・スキミング ⇒ ざっくり読む = 速読する (速く読むために必要なもの)
・スキャニング ⇒ 特定の情報を探す = 精読する (長文読解に必要なもの)
このトレーニングをしていないと、本番では『全く時間が足りなかった』となります。
というか、高得点者でさえも、時間ギリギリのはずです。
共通テスト英語Rのためには、『普段から速く読む』ことが重要です。
しかし、雑になっては元も子もないので
早い段階からトレーニングをすることが大切なのでしょうね。
長くなりそうなので、ひとまず今回のブログはこのあたりで。
次回も共通テスト英語Rについて、つづろうと思います。それでは~。