共通テスト英語Rは難しかったですか?part2
こんにちは。塾長の林田です。
前回のブログでは、「早い段階からトレーニングを」で終わっていましたので
今回は、その続きからつぶやこうと思います。
長文読解はいつから?
英語学習は、「順番がすべて」と考えていますから
英単語、英文法、英文解釈が身についていない状態で長文読解に挑んでも
わからないことだらけで心が折れます。
理想を言えば、高1でシステム英単語と英文法を完璧に仕上げて
高2の1学期で英文解釈が終わり、2学期から読解のトレーニングをしたほうが良いとは思いますが
英語だけに時間をかけるわけにはいかないでしょう。数学も大事ですからね。
長文読解に入るタイミングは、せめてシステム英単語の基礎単語である1章、2章と多義語を
ある程度即答できるくらいのレベル。
『長文に必要な文法は一通り身についています』の状態がひとつの目安ではないでしょうか。
中学英語が基礎になっている
英語を苦手にしている生徒の特長は
単語はあまり覚えていません、文法は中学レベルもあやしい、SVOCって何?
最終的に『英語は苦手なんで、長文読めないんです』という感じでしょうか。
このような生徒は文章の意味がよく分からないので、知っている単語だけを見つけて
自分の妄想で物語を作り始めるような読み方をするのです。
つまり、高校英語の点数がなかなか伸びない生徒たちには
中学英語が抜けているということが共通しているのです。
中学英語の復習を早めに終わらせて、高校基礎レベルに追いつかないといけません。
『共通テスト英語Rで高得点を目指す』場合は
高1から、もしくは中3から、1日の学習時間の大半を英語に費やすこと、先取り学習が必須なのです。
しかし、昨年の問題よりは読みやすくなったとはいえ
今年も過去最低の平均点をたたき出して
25年度の共通テスト英語Rもさらに難しくなるのでしょうか?
また500語くらい増えるのかな?
はたして共通テスト英語Rは高校英語の基礎学力を測るのに適しているのでしょうか。
思考力、判断力を問いたいのはわかりますが
あまりにも瞬発的なものを問うてる気がします。
せめて、頑張って勉強してきた生徒がきちんと点数を取れるような
共通テストであってほしいなと思います。
今回も長くなってしまいました。今日は、このあたりで。
また気が向いたら、part3をつづりたいと思います。