2025 共通テスト英語Rは難しかったですか?

基礎学力の重要性と国公立2次試験対策

みなさん、こんにちは。塾長の林田です。
時間が過ぎるのは恐ろしいもので、前回のブログから1年が経っていました。

2025年1月18日・19日に実施された大学入学共通テストの英語R
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

試験が終わって、想定以上の出来でホッとしている人もいれば、
自己採点の結果を見て「どうしよう……」と悩んでいる人もいるかもしれませんね。

しかし、ここで一息つくのはまだ早い!

これから国公立2次試験や私大の入試本番に向けて、さらにレベルアップしていく必要があります。
今回の共通テストリーディングを振り返りながら、基礎学力の重要性と、2次試験に向けた戦略をお話します。


今年の共通テストリーディングの特徴

今年の共通テストリーディングは、大問数が昨年の6題から8題に増加しました。
しかし、総語数は約5600語と、昨年より700語程度減少しています。
設問数も49問から44問に減少して、いわゆる「視力検査」のような問題は
なかったのですが、時間内にすべてを解くのは依然として
難しかったと感じた受験生が多かったのではないでしょうか。

これから大学入試の英語を始める中学生、高1・2年生には
次のポイントを押さえてもらいましょう!

  1. 情報処理能力が試される問題の増加
    当たり前のことですが、「英語を読む力」だけでなく
    「英語で情報を処理する力」が求められました。
  2. テーマの多様化
    今年の試験では、環境問題、科学技術、文化、社会問題など
    さまざまな分野の文章が出題されました。
    背景知識の有無により、文章の主旨をつかむのが難しかった受験生もいたはずです。
  3. 時間配分の難しさ
    80分で8題を解くため、平たくすると1題あたり約10分のペースで解く必要があります。
    少しでも長文の内容理解に手間取ると、後半の問題を解く時間がなくなってしまいます。

英語の基礎学力が成功のカギ

「共通テストのリーディングって、結局スピード勝負なんでしょ?」と思っている人もいるかもしれません。確かに速読力は必要です。しかし、それだけでは不十分です。

本当に大切なのは、英語の基礎力。

たとえば、以下のようなポイントをしっかり押さえておかないと、いくら速く読もうとしても内容が頭に入ってきません。

① 文法力がないと、英文を正確に理解できない

「なんとなく読める」と思っていても、英文法の基礎がしっかり身についていないと、文章の意味を正確に把握できません。

この文の主語はどこまで?動詞は? このthat の役割は? など

こうした基本的な文の構造をすぐに理解できるかどうか
文法力や解釈力が読解スピードを大きく左右します。

② 語彙力がないと、文章の意味がつかめない

英単語の意味を知らないと、文章全体の流れを正しく理解することができません。

目安として、共通テストレベルでは最低3000語
国公立2次試験では5000語以上の語彙力が必要だと言われています。

③ 精読の力がないと、長文の意図を正しくつかめない

公立高校入試の英語では、単語も長文も何となくでも点数が取れてしまいますが
大学入試の英語では、もっとレベルの高い「速読力・精読力」が求められます。

特に共通テストでは時間内に解き終えるためにも、速読力+精読力が重要になってくるのです。


国公立2次試験では「精読」と「記述力」がカギ

国公立2次試験の英語は、共通テストとは異なり、長文の精読記述問題が中心になります。

たとえば、記述問題に対応するためには、次のような学習が必要です。

  1. 1文1文を正確に読む「精読」の練習をする
    ただ流し読みをするのではなく、主語・述語・修飾語を意識しながら、1文ずつしっかり理解する習慣をつける。
  2. 日本語で要約するトレーニングをする
    長文を読んだあと、「この文章を一言で言うと?」と自分に問いかけてみる。
    これを繰り返すことで、文章の要点をつかむ力をつける。
  3. 記述問題の演習を積む
    参考書などを使って、実際に自分の言葉で答案を作る練習をする。
    解答・解説を熟読し、不足していることを必ずインプットすることで、表現力も磨かれます。

今からできる勉強法

「今から、どうやって勉強すればいいの?」と悩んでいる受験生も多いはず。

おすすめの学習方法は、次の3つです。

  1. 毎日、英語を「読む・書く・要約する」
    ただ単に長文を読むのではなく、「何が言いたいのか」を要約する練習をしましょう。
  2. 記述問題を解いて、添削してもらう
    国公立2次試験では、「自分で書く力」が問われます。添削指導を受けながら、自分の弱点を把握しましょう。
  3. 英作文にも力を入れる
    国公立2次試験は、長文の他にも英作文の出来が合否を大きく左右します。
    英作文を苦手にしている受験生は、書くためのインプット不足ではないでしょうか。

    今からでも遅くないので、ポラリス英作文や基礎英作文問題精講などで
    良質な英文のインプット・アウトプットを繰り返しましょう!

受験生の皆さん、ここからの勉強が合否を分けます!

志望校合格のため、自分を磨き続けてください!


最後に|英語力を伸ばすなら、今がチャンス!

当塾では、英語の基礎固め、共通テスト・私大・国公立大の英語対策を
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