やる気の正体は、何ですか?
「なんだか今日は、やる気が出ません。」
「やる気ってどうやったら出るんですか?」
という生徒は多いです。
また、
「うちの子、なかなかやる気を出してくれなくて」
と悩む保護者の方も少なくありません。
実は、この「やる気」という言葉。
お問い合わせメールや体験授業後の面談でも、よく出てきます。
やる気がないから、勉強に集中できない。
やる気が出ないから、机に向かわない。
本当にそれは、やる気の問題なのでしょうか。
やる気が出たら、本当に机に向かうのでしょうか。
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私は、そうは思いません。
むしろ、多くの場合は逆です。
やる気が出たから勉強するのではありません。
勉強するから、やる気が出てくるのです。
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10年以上前のことですが、ある学年の保護者会でこんな話がありました。
「ゲームばかりして、全然勉強しないんです。」
「部活には一生懸命なのに、勉強はやる気がないんです。」
たしかに、そう見えるかもしれません。
しかし、私はその時からずっと考えていました。
本当に問題なのは、やる気なのでしょうか。
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実際の授業で試したことがあります。
中体連前で、部活動が一番厳しくなっている時期でした。
生徒たちは部活が終わってから塾に来ます。
体は疲れ切っている。
頭も回らない。
教室に入ると、机にうつ伏せになっている生徒もいました。
正直、やる気があるようには見えません。
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それでも私は、いつも通り授業を始めました。
英単語テスト。
計算テスト。
前回内容の確認。
やる気を待っていたら、永遠に始まらないからです。
だから最初は、一歩目を踏み出させます。
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すると不思議なことが起きます。
最初は重そうだった手が動き始める。
半分しか開いていなかった目が、だんだん前を向く。
気づけば、生徒同士で質問し合い、
演習問題に集中しています。
授業の終わり頃には、
最初の疲れた様子が嘘のようになっていることもあります。
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私は、その様子を何度も見てきました。
だから思うのです。
やる気というものが先に存在するのではありません。
やる気の正体は、
「習慣」
です。
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やる気があってもなくても、
疲れていても、
まず机に向かう。
教科書を開く。
単語を書いてみる。
計算問題を解いてみる。
たったそれだけでも構いません。
小さな行動を始めると、
人は意外と集中できるものです。
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やる気が出たら勉強する。
そう考えていると、
いつまでも始まりません。
勉強するから、やる気が出る。
私は、生徒たちにそう伝えています。
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